FXを始める前に最低限知っておきたい基礎知識

  • 2021.06.21
  • FX
FXを始める前に最低限知っておきたい基礎知識
投資に興味がある人もない人も、一度は耳にしたことがある『FX』。 詳しくは知らないけど、何となくハイリスクハイリターンなものだとイメージしている人も多いはずです。 間違ってはいないのですが、「なぜハイリスク・ハイリターンなのか」「始めるならどういう点を気をつけた方がいいのか」一度しっかりと理解するのも大事です。 まずはこの記事を読んで、FXに関する最低限の理解を深めましょう!

FXとは?

FXってそもそも何?

FXとは簡単にいえば、証拠金を元に行う通貨の取引です。外為とも呼ばれていますが、正式名称は外国為替証拠金取引といい、外国為替 → Foreign Exchange → Forex → FXという形で名称を変えてきました。

FXで儲ける仕組み

キャピタルゲインで儲ける

通貨同士の相対的な価値は、為替レートによって決められています。 為替レートは通貨の需要が上がれば上昇し、需要が下がれば下落するので、その変動を利用して儲けるというのが1つ目の方法です。この為替変動差を利用して儲けることを、為替差益(キャピタルゲイン)と言います。 わかりやすくするために、日本円とアメリカドルの取引例で考えてみましょう! 初期値は1ドル=100円だったと仮定します。 ここでドルの需要が上がって1ドル=105円になったとしましょう! この状態は、「ドルの価値が上がり円の価値が下がる」いわゆる円安ドル高と呼ばれる状態です。 1ドル=100円の時にドルを買って1ドル=105円の時にこれを売る。 そうすると、1ドルあたり5円分の利益が生まれます。 1ドル100円のときに100万円分のドルを買うと、10,000ドルになります。 (計算式:1,000,000円÷100円=10,000ドル) この10,000ドルを105円のときに売ると、105万円になり5万円の利益が得られるのです。 (計算式:105円×10,000ドル=1,050,000円) 逆にドルの需要が落ちて、1ドル=95円になったとしましょう! 1ドル100円で買った10,000ドルの資産は、10,000ドル×95円で95万円になってしまいます。 つまり、5万円分の資産が目減りするのです。 そのため、施策が増えることもあれば資産が減ることもあります。 FX取引をする際は、「損失を出すリスクがある」ということを頭に入れておきましょう。
先ほどの「円安ドル高」とは逆で、「円高ドル安」のときは、売りから入ることで利益を出せます。 売りから入って買い戻すことで為替差益を得る方法です。FXの売りの仕組みは、説明すると長くなるので今回は省略します。上記の図のように、円高の際はドル売りから入って儲けるということを覚えておきましょう。

スワップポイントで儲ける

スワップポイントは2カ国間の金利差で得られる利益のことです。 通貨には、それぞれの通貨ごとに金利があります。国によって通貨の金利が違うため、下記の図のように「金利差」が生まれます。この金利差から得られる利益をスワップポイント(金利差調整分)と呼びます。 通貨は金利によって少しずつ増えます。金利が低い通貨で金利が高い通貨を持てば、それだけ利益が増えやすくなります。逆に金利が高い通貨で金利が低い通貨を持つとマイナスになります。
※日米の政策金利(2021年5月時点)

FXはなぜ人気?

FXが人気な理由はいくつかあります。下記にて人気のある理由を説明しますので、ご覧ください。

レバレッジを利用して多くのお金を動かせる!

FXはレバレッジをかけて、より多くの額を短期間で動かすことができます ただし、当然振れ幅全体が大きくなり、損失が増加する可能性もあります。 最大値は25倍ですが、少なくとも最初の目安は3倍程度と覚えておきましょう。

取引時間が長い

株などは日中(9時~15時)しか取引できませんが、FXに関しては平日であれば24時間取引が可能です。 そのため、帰宅後にFXで稼ぐということもできるのです。 ただし、寝ている間に価格が動き損失を被ることもあるので注意しましょう。

FXの危うさ

FXは間違いなくハイリスクハイリターンなものです。 どんなリスクがあるのか一つずつ見ていきましょう。

大損するリスクがある

FXの最大のリスクは、損失を出したときの大きさです。損失が拡大する2つの要因があります。 まず1つ目として、レバレッジを大きくしすぎると大損するリスクが上がります。 レバレッジを大きくすれば値の変動は大きくなるのですが、同時に強制ロスカットのリスクも上がります。 強制ロスカットは証拠金以上の損失が出た時に強制的にロスカットされてお金が全てなくなることです。 例としてレバレッジを25倍にすると為替レートが4%下落すれば強制ロスカットされます。これを避けるためにもレバレッジは控えめに設定しましょう。 2つ目の要因は損切りの失敗です。どんな人でも損はしますが、その損失額を以下に抑えるかが非常に重要なのです。 しかし、相場に対して楽観的な見方をしすぎて損切りのタイミングが遅れると、結果的に為替レートが戻らず大損している状態で損切りを強いられることになります。そのため、損切りはとにかく早めにしましょう。

取引が成立しにくい場合がある

取引が成立しにくい要因は、システムリスクと流動性リスクの2つがあります。 システムリスクとは技術的なシステムトラブルなどによって取引ができなくなる可能性があることです。 システムリスクは複数の業者、複数のデバイスを使うことで回避できますし、万一のためにもあらかじめロスカットの注文を入れておくと良いです。 流動性リスクは売買の相手が見つからないがために取引が成立しないリスクです。 こちらは取引量が少ない通貨でごく稀におこりますが、ドル円などのメジャーな通貨ではあまり考慮する必要はありません。 それでも心配な方は、通貨選びやロスカットの注文などで対策をしましょう。

精神的な負担も大きい

寝ている間の変動や、含み損(確定していない損失)を保持することはストレスにつながります。 特にFXは短期でのトレードが多いため、精神的に無理のない範囲で行いましょう。

FXをやる上での心構え

全てに勝とうとはしない

全ての取引で勝とうと思わないようにしましょう。 全てに勝とうとすると損切りが遅れて取り返しがつかなくなります。 合計額でしっかり利益が出れば良いということを肝に銘じておきましょう。

レバレッジや額は控えめに

初めから投資額やレバレッジを大きくすることは絶対にやめましょう。 少額でできるものもありますし、現実に対応したでもトレードのアプリもあるので、最初はとにかく慣れて経験値を積みながら少しずつ稼ぎましょう。

感情に流されず、冷静さを常に保つ

感情に流されると楽観的になりがちです。 最低限の知識をつけた上で自分なりのルールを決めてそれを守り、無茶なタイミングでは購入しないようにすると良いでしょう!

まとめ

FXは額の変動自体はそれほど大きくなくても、扱う額を大きくして利益を出す投資です。 ハイリスクハイリターンであるためどうしても短期的な要素が強いですが、始める場合はとにかく無理のない範囲で行うようにしましょう!

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